スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

祖母の形見の話 

06blog_grandmashizu.jpg06.01_grandmashizu.jpg
たしか三島由紀夫が著書『金閣寺』の中で「この世を去ったものは愛されやすい形をしている」というような事を主人公に言わせていたと記憶するが、一理あるのかもしれない。私は一度も面識のない、若くして亡くなった父方の祖母に幼少のころから絶対的な憧れのようなものを抱いている。明治生まれの女性なら当然なのだろうが、写真の中の彼女がいつも着物姿なのも私の想いに滑車をかけたようだ。

祖母の着物は私の手元には一枚も残っていない。戦時中でもあり、親戚に分けられたり他のものに作り変えられたりしたと聞いた。長い間祖母の形見は写真だけと諦めていたが、思いがけず彼女の持物を受け継ぐことになった。

06blog_grandmashizu(3).jpg
数年前、伯父が「こういう物が残っていたから」と祖母が使っていた瑪瑙(めのう)のかんざしを私にくれたのだ。赤褐色の石をつぼみに見立て、金細工の葉が添えてある。さらに去年、父が祖母の嫁入り道具だった桐箪笥2竿(さお)を祖父母の家から運んでくれ、痛んでいた部分を修理してくれた。パリにおけない着物が京都で祖母の和箪笥に整理されていると思うと安心する。かんざしはパリの私のもとにあるのだが、落とすのが怖くてまだ外にはつけて行ったことがない。

祖母の形見が今手元にあるのも着物熱の功名というものか。祖母が亡くなった年齢にあと数年で追いつく。
スポンサーサイト

コメント

素敵な家族の着物ヒストリー

あかねちゃん,いいお話をありがとう!きっと若死になさったおばあさまもあかねちゃんがパリでちゃんと受け継いでくださっていることをよろこんでおられますよ。こういうのを功徳ていいます。
お父様もいいパパね。母の遺品を娘の託されたなんて!
あなたが関心を示さなかったらただの旧い箪笥で大型ゴミかも?
!救われた遺品。そのうちパリに船で旅をさせる?おばあさまの洋行!ああ,皐月、仏蘭西の野は火のす・・・
私もいいものをちゃんと孫娘たちに遺さなくちゃ!と思うきっかけをあたえれくれてありがとう!v-238

晶子の歌

火の色す・・・『色』が抜け落ちました。君もコクリコわれももコクリコ

晶子はロダン美術館に行ってます!時間がなくて私は訪ずれてません。ロダンと言えば。カミュー・クロディーヌ(本も読んで、映画見ましたよ。イザベルア ジャーニだったかしら?熱演) 彼女のお兄様は明治の元日本大使で、彼の日本論は今ベストセラーになってなっている藤原正彦氏の『国家の品格』に引用されてます.このセンセイ、新田&藤原ていの息子さんよね。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101416/qid=1138846974/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-5017105-2609832 

巴里と晶子

与謝野晶子は夫の鉄幹の渡欧費を工面してやって,夫を行かせますが、彼女も会いたくなってシベリア鉄道経由でフランス入り。その時の歓喜の歌が先の歌でした。
ロダンに会ってますよ。晶子は巴里で残して来た我が子3人(幼児)が気になり予定を変更してひとり帰国してしまったのよ。そして、体の変調に気付いたら,何と巴里で妊娠していたの。そのこの名をアウギュストにしたのよ。四男!ああ,ロダン。

巴里に行けば晶子たちが尋ねたところを巡ってみたいものです。私は晶子が好き、4人の子どもと夫まで養ったというパワーと文才。そして、鉄幹と添い遂げてるし(笑)
あかねちゃんも巴里と日本を本で結ぶ役割をになって、いいことしてますよ。

何度もごめん

晶子のこの数は,14人!訂正しても「1」がアップされないの・・?

ake様、
祖母の箪笥は「捨てるのは忍びないけれど誰も使わず長年屋根裏においてある状態」だったそうです。着物に興味をまだ持ってなかった数年前なら桐箪笥といわれてもピンと来ず、私の手元には来ていなかったと思います。長期的に住める大きなおうちがあれば持ってきたいんですけどねぇ。

パリにいた近代日本人作家と言えば永井荷風、高村光太郎、島崎藤村、、、
与謝野寛・晶子もそうでしたね。彼らの作品の中でパリを見つけるのも興味がありますがパリで彼らの残していった物を探してみるのも面白そう。ロダン美術館は仕事場の近くなんです。庭にカフェがあるのでお昼をしにいくこともあるのですが与謝野晶子も来たと思うと次回は違う見方ができそうです。

藤原正彦氏の『国家の品格』。面白そうですね。又読みたい本が増えました。

女の子用の着物・浴衣を

初めまして。パリで女の子用の着物・浴衣を探していてこちらのブログに行き着きました。着物への想いが美しく綴られていて、なんだか、祖母がしまっていた大切な着物や小物達を、日本にかえったら見てみようと思わされました。

話は少しずれますが、もしパリで
浴衣、着物のレンタル・販売をされてる方がいればお教えいただけると幸いです。

*SONOさま、
書き込みどうもありがとうございます。
パリでの浴衣、着物のレンタル・販売ですが、着物のレンタルをなさっている方の連絡先をいただいたことがあります。お子様用のお着物はお持ちかどうか。結局私はお会いしていないのでもう連絡先を持っていなのですが、又一度聞いてみます。その他2人、反物、洗える着物と二部式をパリで売ってらっしゃる方にお会いしたことがあります。もしまだ続けていらっいしゃるようでしたら合わせてSONOさんのメールの方にご連絡いたしますね。

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://hannariparis.blog39.fc2.com/tb.php/7-b371673c

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。