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帰洛の悦び 

時折「どこでもドア」が普及した世の中を夢に描いたりする。日本が恋しくなったときである。両親の西海岸での大学時代は一週間かけて航海していたと聞いた。その頃に比べると確かに世界は小さくなったのだろうが、私にはまだまだ大きい地球と遠い日本である。

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(上)京都祇園花見小路、創業およそ300年の「一力亭」。

日本の小さな断片ならパリでも経験することができる。コンコルド広場近くのとらやさんでお薄をいただくこともできるし、お洒落で美味しい日本食屋さんも増えている。でもこれからも日本の風土の中でしか生まれないものがあり、日本で見るからさらに美しいと感じるものがあるのだと京都に帰るたびに実感する。

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(左上)祇園にある割烹屋さんのイチジクのお吸い物。器の模様は萩と椋鳥。
(右上)ゑり善さんの展示会でいただいたお薄茶。主菓子は桔梗餅と白露。

もしグローバル化というものが世界の文化の画一化をも意味するのなら、能率的だが味気ない世の中に向かっていることになるだろう。日本ほど四季への高い感受性を持っている国もそれを洗練された文化として表現できる国民も私は他に知らない。

少し不便なのは我慢するとして、「どこでもドア」はこのままずっと開発されないほうがいいのかもしれない。

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(上)二度引き染めをしていただいた色無地一つ紋と洛風林の色段鳥襷袋帯。
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コメント

My京都

あかねさん、おはようございます(日本時間ですが)。京都へは美術鑑賞でよくでかけます。

先週、青森までシャガールの大きな絵を見にいき、その後、弘前の岩木山もみてきました。これで、行ってみたい東北の名所はだいたい観ましたので、これからはまた京都、奈良に出かけようと思ってます。

まだ、桂離宮、醍醐寺、苔寺、修学院とか浄瑠璃寺などが残ってますので、京博である展覧会とからめてこうした寺を訪問することにしてます。

日本美術の原点である京都・奈良をこよなく愛しています。昔、1年間ですが、京都に住んでました。

これですね!

あかねさん、こんにちは!
先日観たフランス映画ルコント作品がよかったですよ。
http://www.wisepolicy.com/confidences_trop_intimes/index.html

これですね,噂の洛風林!!
眼福です。モダンで品がいい。
何とも深みのある珊瑚ピンクの色無地ですね。その色目に併せられた帯!
ああ、帯留めは珊瑚ですね。
それに気付かずに,珊瑚色と書いて、ああ、やっぱりと!

イベントの多い秋が楽しみですね。ご自分で誂えられた名品を存分にお召しになられますように!

あかねさん、こんにちは!

色無地に洛風林の帯、とーっても素敵ですね♪♪色無地のお色、ake様のおっしゃる通りの深みのある珊瑚ピンク、なんとも心惹かれるお色です・・。それに洛風林の帯がまたまた・・きゃ~♪♪私も洛風林の帯ものすごく気になっていました。先日銀座のむら田さんの展示会に伺って、こちらのお店は紬系が主ですが、西陣の帯もたくさんあって、いいな~と見せて頂くと「洛風林」のマークが・・。古典を押さえてらっしゃるけれども何かぴりっとモダンな気配もあり、なんともいえずに好みのセンスでした。どちらもあかねさんにすごくお似合いになるでしょうね~お召しになるのが楽しみです♪その時にはまたお写真を見せて下さいね♪♪

それにしても・・日本の風土の中で見るから一層美しく見える、同感です!湿度や光線や自然がおりなす気配に、最もマッチしたスタイルを長い時をかけて生み出してきたわけですものね・・。やはりご当地で触れる文化の醍醐味は格別ですね(^^)

その昔は、欧州のものが日本に来るとなんとなくあちらに存在したのとは違うように感じるのを口惜しく思っていましたが、逆も同様であるという事にやっと気づきました。またそれと同時に、美しいもの同士は新しい観点で融合できるのだという事も、海外の皆様の着姿を拝見しておりますと感じます。

きんたろう飴的グローバル化はちょっとうんざり(笑)。どこでもドアはものすごく欲しいですが(笑)やはり訪れる時間の長さは、きんたろう化から何かを守ってくれている気がします。

それにしても、京都のお写真美しいですね・・着物姿のあかねさんと花見小路、絵のようです♪♪

同感です。

「日本の風土の中でしか生まれないものがあり、日本で見るからさらに美しいと感じるものがあるのだ」には、非常な共感を覚えました。四季に対する感受性も、日本独特のものだと思います。
いろいろと楽しまれた帰洛のご様子、擬似一時帰国の気持ちで嬉しく拝読しました。

お揃いのコーディネート

あかねさん、
この黒赤紗合わせと白地に赤の献上帯、私と全くお揃いです!
私の方があかねさんの真似をしたのですけどね。あかねさんがイタリアで着ていらして素敵だと思っていたのと同じ着物と帯を名古屋の古着屋さんで見つけたときは万歳しちゃいました。

私は人生の半分をイギリスで過ごしているのですが、最初来たときは日本のものに触れる機会がほとんどなかったのですが(日本の会社勤務だったにも拘わらず)、ここ数年はインターネットと安い航空券のおかげで精神的にも経済的にも日本がうんと近くなり、かつてに比べればもうほとんど「どこでもドア」があるに等しい状態です。日本に頻繁に行けるのはやはりとても嬉しいことです。

*いづつやさま、
こんにちは。ご無沙汰しております。
実は私も今夏、仕事で青森に行く機会がり、美術館に案内いただいたんです。「アレコ」の背景画が4点揃ったお部屋はさすがに貫禄があり、この美術館が最近出来た事も知らなかった私にはとても嬉しい驚きでした。棟方志功記念館にも行きたかったのですが、時間が許さず無理でした。いづつやさんは行かれましたか?

京都に一年住んでらしたのですね。一年でどのくらいの場所を訪問されたのでしょうか。私は関西以外は日本をあまり知らず、次回は鎌倉にも訪れたいと思っているんです。

*akeさま、
こんにちは!
この袋帯は友人が色つけをしたもので、色無地は私が吉岡幸雄さんの「日本の色辞典」から選んだものなんです。偶然にもとてもしっくりいく組み合わせになりました。帯締めと帯揚げで大分雰囲気を変えれそうで早く袖を通したくてうずうずしています。

この帯留めは祖父から祖母への香港のお土産だったそうです。これに似たブローチを台湾で見て帯留めにしたいと思っていたため、母にこの帯留めを見せてもらったときは大感激でした。これはブローチと帯留め兼用なんです。

*いしのすけさま、
こんにちは!
私もいい色に染めあがってとても満足しているんです。この「二度引き染め」はドボンと浸け染めする「ドボ染め」と違って、刷毛を使って一反一反丁寧に引き染めし、そのうえ二色重ねて仕上げるのでとても深みとコクがでる、ということでした。

私も東京見物をしたときに銀座のむら田さんに寄りました。京都にはあまりない感じの森田明美さん風ですよね。洛風林の帯は他にも伊勢丹さんや、青森八木さん、銀座の萌さんなどでも見られるそうです。

*harukoさま、
こんにちは。ご無沙汰しています。
harukoさんもLAで落ち着かれるにしたがって、米国から日本をますます相対化されるようになっているのではないでしょうか。同じ時期に京都に帰るような機会があるといいなぁ、と思っています。

*椿姫さま、
こんにちは!
そうですよね。この前のオペラにオーガンジー風にお揃いのこの着物を着てらっしゃいましたね。こんどは博多献上と合わせてご披露ください。

私も今考えると小さい頃に住んでいたアメリカでは日本のものは手に入らずどっぷりアメリカ生活でした。浦島太郎で日本に帰ったのを覚えています。日本ではアメリカの叔母さんから送られるアメリカンジャンクフードを近所におすそ分けしていました。(笑)

)二度引き染めをしていただいた色無地一つ紋と洛風林の色段鳥襷袋帯。
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これが以前話をしてくれていた、一年かかって作って色無地の着物ですね。
それに洛風林さんの帯。
私も次に作るとしたら、色無地か江戸小紋が欲しいと考えてます。
洛風林さんの帯もいつか作ってもらいたいです(*゚ー゚*)
いいモノをみると、欲しくなりますがボチボチGETしていきたいです。

グローバル化

仰るように世界の文化までもが均一になってしまったら、味気ない世の中でしょうね。
日本固有の美意識を21世紀も残して行きたいですよね。
パリで国際的なお仕事をしながら、御着物をお召しになって外出なさる「あかねさま」は、本当に日本の良き親善大使だと思います。
洛風林さんの帯、お持ちだったのすね。
あそこの帯も独特で素敵ですよね。
私は持ってないのですが、美しいなぁ~といつも思っています。
あかねさんのブログ、情緒があって楽しみにしてます。

*izumixへ、
どうもありがとう。
そう、これは本当にちょうど一年かかりました。去年の夏に反物を選んで、パリに帰ってから選んだ色を伝えて、お正月に又帰ったときに紋の相談をして、やっと今回できあがりを見れました。やっぱり遠く離れてるとこのように不便。昨日もネットで気に入った反物を見つけてんけど、一度ネットでお仕立ても頼んでみようかなぁと思ったりしています。

*真美さま、
こんにちは!
嬉しいコメントありがとうございます。出来るだけ良き親善大使になれたらいいのですが、もっと勉強しなければいけないなぁ、と思います。この前も「なぜオビをわざわざこのような結び方をするの?」と聞かれ、色々答えてみたのですが結局自分でわかったのは、良くはわからないe-263ということでした。ちゃんと調べないと!

洛風林の帯は本当に素敵ですよね。まだこれで2本目なのですが、これから少しずつ増やしていきたいと思っているんです。

四季の色

あかねさん、こんにちは。

自然だけでなく、着物や料理にも四季の彩りをかんじられる日本の風土って本当にすばらしいと思います。
しばらく京都には行っていませんが、東京よりさらに趣があるのでしょうね。
日本へ帰国されている間に、日本の風土を堪能されて、癒されてパリへ戻られるといいですね。

深い色

色無地も帯も深い色で素敵ですね!
それに上品な色 好きです。

日本の中でも海辺にあるところは明るい透き通った色を好む傾向が強い気がします。
京都のような盆地では、こっくりと重ねた色が好まれるような気がします。
日本の中でも微妙に違うのですから、ましてや国が違ってお天気や光の強さなどが違うと文化も異なりますよね。
キューバに行った時、きものを持っていきましたが、はんなりした色はあの国にはあいませんでした。。。

良いお色ですねぇ

あかねさま、こんばんは☆
拙blogにお出でいただきありがとうございます。
お伺いするのがおそくなってしまいました(謝〃)。

海外に住まわれるとかえって自国が気になるとか…
国内から殆ど出ない私より日本人なのじゃないでしょうか。

色無地も帯もステキですねぇ♪
なかなか自分では頂き物ばかりで手が出ません。
でも、いつかそのうちに…(^m^)ふふ

*夢ごこちさん、
こんにちは!
そうですよね。日本人の四季の移り変わりに対する感受性は特に着物を着る様になってから一層強く感じるようになりました。私自身も前より意識するようになったようです。あっという間の滞在でしたが残暑が残る中、秋の訪れを気づかせてくれる日本のいいものに沢山ふれました。^^

*ヒメさま、
こんにちは!
土地に寄って好まれる色が違う、というのは納得です。おもしろいですね。京都ではこっくり重ねた色、ということはこの二度引き染めの色無地はシンプルながらもやっぱり京好みなのでしょうか。

キューバでもお着物を着られたのですか!次回カリブ海に行かれる時は琉球紅型などはいかがでしょうか?^^

*やっぴーさま、
こんにちは!遊びに来ていただきありがとうございます。

そうですね。やはり私は日本の外が長くなってきてから日本文化に興味を持ち始めたのですが、ずっと日本にいてたらどうなっていたのでしょうね。でも海外にいるまま日本文化を自分流に突き詰め過ぎると脱線していくケースもあるようなので基本的な事はちゃんと知っておきたいなぁ、と思っているんです。そういう意味ではちゃんとした日本人でいたいですね。あくまでも希望ですけれどね。^^

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