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季節外れの桜の話 

古典で「花」といえば桜のことを指すように日本で最も馴染み深いこの花に私は日本人の例に漏れず愛着を持っている。悲しいことに「花」が開く季節に日本に帰ることはまれで、10年あまり円山公園の祇園枝垂桜を見ていないように思う。花と葉がほとんど同時に顔を出すパリの桜を見ながら「ヨーロッパの気候は桜に適してない」と毎春うそぶく私は、花だけでなく桜の樹皮も大好きである。

zori(9).jpgzori(1).jpg

パリ4区にある老舗の紅茶屋さんMariage frèresで桜皮の茶さじを見て「桜ですね」と言ったところ、お店の方にえらく感心されてしまったことがあったが、日本人なら誰でもあの特徴ある樹皮を見れば花が付いていなくとも、すぐにそれだとわかるのではないだろうか。

先日、京都に帰っていた際に着物好きの方達とお出かけする機会に恵まれた。大阪にある履物屋さんへも連れて行ってくださるという。皆さんがオーダーをされている間、色華やかな鼻緒や網代の台に見入っていると桜皮の下駄台が目に入った。物との出会いも人とのそれに似ている。初めは特に何も感じないのに、後からとても気になってしまう時もあると思えば、見た瞬間ドキドキしている場合もある。この下駄台との出会いは後者の方であった。

zori(13).jpgさくら子

この日は天気にあまり恵まれなかったのだが、結局どうしても着たかった伯母の小千谷縮に鳥獣戯画の生紬帯を合わせた。この夏物は去年、手洗いをした際に絞った布巾のように縮んでしまい、心臓が止まる思いをした着物である。アイロンで何とかもとの形に戻ったものの、ドキドキしながらも小雨の中をこの着物で出かける大雑把な性格は直らないらしい。
実はこの日初対面の芦屋の真美さんもいらしていて少し緊張していたのだが、とても素敵な気さくな方で話にすっかり花が咲き時間が足りないと感じるほどに。
ドキドキの多い楽しい半日であった。
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コメント

あかね様

うやです。

京都のバカンスも終わって再びパリでしょうか。

みなさまで素敵な着物でお買い物とは
さぞや楽しかったことでしょう。

桜の樹皮の履物、いいですね~。

鼻緒が白とはスッキリのお好きなあかねさんらしいし、前つぼの赤も効いています。

わたしも以前、からす表(黒っぽくした畳表のようなの)に印伝の鼻緒、前つぼが赤のをその場ですげてもらいました。そのときお店のおかみさんが「赤い前つぼのことを丹頂鶴にちなんで『丹頂』と言うんですよ」と教えてくれました。

なんとも素敵な言い回しだと感心しました。

東京はこの2,3日急に涼しくなりました。単衣が着れるのもあと少しです。

ますます着物ライフを楽しまれますように!

      9月16日  うや

桜皮の下駄

あかねさま こんにちは♪
ブログが更新されていて嬉しいです。
パリにお戻りになって、落ち着かれましたか?

下駄、桜の皮の台になさったとは知りませんでした。
パリの空の下、日本の桜の下駄を履いて国際親善をなさって下さいね。
私のブログもご紹介下さって有難うございます。
次回のご帰国の際も、お目にかかれましたら、大変嬉しいです♪

異国哀感

あかねさま
先きほどは失礼しました!すばやい対応に感謝!

あかねちゃんとお揃いの桜の台の下駄も、パリからの記述を読ませていただくと思いをあたらに、この下駄を履くたびにあかねさんを思い出すことになりそうで、哀感のある下駄となりました。

桜のマット?におかれた下駄の美しいこと!

私はすげ替えた鼻緒の舟そこ下駄を本日下ろしましたら、以前より気に入りうれしいです。
こういう工夫も出来る和装はもうやめられないですね!

パリはもう落葉かしら?
いま京都市美術館はルーブル、デパートはバルビゾン派とフランスつづきです。

*うやさま、
こんにちは。
パリに戻ってまいりました。この週末からグッと秋の本番という雰囲気です。

丹頂鶴にちなんで『丹頂』ですか。いい名前ですね。この草履を見るたびに思い出しそうです。

うやさまに教えていただいた志村ふくみさんと鶴見和子さんの「いのちを纏う」を日本で購入してまいりました。今年の読書の秋の一冊にしたいと思います。

*真美さま
時差ぼけもほぼ直りパリの生活パターンに戻りました。

そうなんですよ、桜の皮の柄に一目ぼれだったんです。初めは観戦組みだったのに最後はしっかり消費組みになってしまいました。

次回帰国の際に又お会いできるのを楽しみにしています。ヨーロッパ旅行も是非ご計画くださいませ。

*akeさま、
こんにちは!
akeさまの3足も拝見いたしました。それぞれに素敵ですね。私も次回は薄いお色の台も揃えたいです。そしていつかは網代の台を。。

日本テレビがモナリザのお部屋を改装してから日本でルーブル展が頻繁に開催されるようになったようですね。私が東京で見逃したプライスコレクションの伊藤若冲展は今月23日から京都に行くと聞きました。今でも見れなかったのが少し心残りです。。

日本の桜

あかねさん、おかえりなさい。

それにしても、嗚呼、日本の桜!
それぞれに様々な思い入れやイメージがありますね。私は何度か桜の季節に里帰りしたことあり、日本の桜情緒は大好きですが、お花見プラスアルファで楽しんでらっしゃる方もいて、うちの主人が酔っ払いに「あ、ガイジンさんだ、ハローハロー!」と絡まれたりするのがちょっとナンだったりします。

6月のロンドンでお会いしたときにあかねさんネット縁の人との初めてのオフ会だと仰ってましたが、これがある意味2度目なのですね? ロンドン縁がここに繋がったとも云えるし、初めてお会いする方もいらしたし、素晴らしいことです。
私も今までに何回か日本やロンドンでネットで知り合った方と実際にお会いしたことがあるのですが、たしかにドキドキ緊張しますが、楽しい経験ばかりです。

桜の下駄!!

あかねさん、こんにちは!パリにお戻りになられたのですね♪♪こちらの記事を拝見するだけでも、充実の日本滞在がしのばれます♪♪

あちらでも、こちらでも、この時の記事を拝見いたしまして、あかねさんのお着物&帯カワイイ~!!と思っていました♪こちらのお着物、お洗濯で縮んでしまったとは!でも全然そうはわかりませんね、すごく可愛らしい文様とお色に、風合いが素敵で・・帯の鳥獣戯画の可愛らしさに、クリーム色のお鞄で、すごくモダンかつ可愛らしいコーディネートに、さっすが~♪と思っておりました。

桜の下駄・・きゃ~いいですね♪♪ake様のところでも拝見いたしまして、ああいいなぁ~とうっとりです。履物屋さんというのは、本当に危険地帯です。お写真の後ろに写る鼻緒を見ただけでも、むずむずっとしてしまいます(笑)。

旅路のお疲れにお気をつけて!これからもあかねさんの素敵な記事を楽しみにしております♪♪

*椿姫さま、
ははは、そうですね。酔っ払いは厄介かもしれないですね。でも桜はやっぱり日本だなぁと思ってしまいます。

ロンドンで椿姫さんにお会いしたのが初めてて、2回目は実は東京でのいしのすけさんと夢ごこちさんとのお食事なんです。洋服の集まりとなったのでここでも、いしのすけさんところでも皆さんにご報告なしだったんですよ。ですので今回のオフ会で3回目となりました。この時又お会いできたヒメさんを椿姫さんにロンドンで紹介していただいて本当に感謝しています。

*いしのすけさま、
こんばんは!
この着物を最初見たとき「私には甘すぎるわ」と思ったのですが今では一番気に入っているおさがりの一つです。伯母のために作ったとしたら50年くらい前のものだと思うのですけど今ではありそうでなかなかない柄が愛しく思えるんです。伯母はおそらく一緒に箪笥から出てきたえんじ色の半幅を合わせていたようです。

今回初めて自分で台と鼻緒を別々に選んだのですが、「次回はこれを絶対。。」と思わせる鼻緒や台が沢山あり、次回の帰国の際に又お店に行くのが楽しみです。

楽しかったです

大阪では楽しい時間をありがとうございました!
あかねさんの小千谷 可愛くてあかねさんにぴったり!
それに鳥獣戯画の生紬帯で大人をプラスして、マダムじゃないと尊敬されないヨーロッパティストの着こなし 素敵でした。

桜の台に白の鹿皮(でしたよね?)
すっきりとした鼻緒にこっくりとした桜がぴったりですね。
私もほしくなっちゃいましt。

またご一緒できたら、大変嬉しく存じます~~~

*ヒメさま、
こちらこそ先日はありがとうございました。
着物をお褒めいただき恐縮です。去年はこの小千谷縮に赤い帯締めなどを合わせていたのですが、あまりに単純な色あわせで今年は少し子供っぽい気がしたので珊瑚の帯留をしたんです。実はこの日初めて帯留というものをつけたのですが、ちょうど日本で祖母の形見の帯留を譲り受けたこともあり、一気に帯留に目覚めてしまいました。ヒメさまが先日してらした貝のものもとても素敵でした。

鼻緒はビロード地のようなものでできていました。とても幅があって、柔らかくて、今まで持っていた既製品の履き心地とは比べ物にならないです。^^

鼻緒

鹿皮ではなく本天のほうでしたか。
私は、こういう太目の鼻緒に慣れてしまったので、なかなか細い鼻緒に戻れなくなってしまいました。
おっしゃるとおりとても履きやすいですよね。

お祖母様の形見の帯留 大事になさって下さい。
私は、縁の人のものを身につける時何だかその人に守られているような、ほっこりした感じになります。
そうしたものが残されているって有り難いですね。

*ヒメさま、
「本天」というのですね。私も細い鼻緒には戻れなくなりそうです。

うちは母も姉も着物を着ないので、私が着物に目覚めなかったらそのままずっと眠っていたような帯留だったんです。家族の歴史があるものを身につけられるのは本当にヒメさんのおっしゃるような感じですし、祖父などが喜んでくれるのを見るのも嬉しいんですよ。

鳥獣戯画の生紬帯かっこいいね。
もう、パリなんやね。体気をつけて。
またあいましょう。

*書き込みありがとう
パリはすっかり秋です。
帯かっこいい?どうもありがとう。同じ鳥獣戯画でもウサギだけでもっと可愛い感じになってるのもあってんけどやっぱりこのカエルが好きです。
うん、又遊びましょう。

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