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Des Fleurs Partout  

私は少し悲しくなるくらいの火の手の持ち主である。観葉植物をすぐに枯らしてしまう、あれである。メトロからうちまでの間にある3つの花屋さんでは甘い香りを放っているジャスミンのポットや、虹色の紫陽花の植木には涙を呑み、切花を求めるようにしている。

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パリでフローリストの修行をしていた人に聞いた話だが花単品で見ると日本に比べてフランスの方が値段はかなり安いらしい。でも典型的なパリのプレゼント用の花束、ブーケ・ロン(bouquet rond 意:丸い花束)に使われる花の数は相当なものなので値段もそれなりになるという。彼女の印象では一般的に花に掛ける予算も花を贈る習慣もフランスの方が多いのではないかということであった。

先日誕生日であったのも関係して花束を贈ってもらう機会が続いた。花とグリーンが詰まったブーケ・ロンは丸く完成した状態に仕上がっており、普通そのまま花瓶に入れればいいようになっているのだが1つの花束は手持ちの花瓶には入らきらず、いくつかに分けて生け直すことになり、突然部屋が花で溢れた。

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今はブーケ・ロンとは対照的な華奢なすずらんの花束をフランス中で目にする季節である。5月1日はフランスでも祝日で、この日にすずらんを贈ると良いことがあり贈ってもらうと幸せになると言われている。お花屋さんではもちろん、街角にもすずらん売りの屋台が建てられ、この日はすずらんの日(Le jour du muguet ル・ジュー・ドゥ・ミュゲ)とも呼ばれている。
もう一つ私に春を感じさせてくれるのが日本でもなじみの深いフランスでGlycine(グリシン)と呼ばれる藤である。建物のファサ-ドに紫色の花房を垂らす様子には足を立ち止めて見とれてしまう。誕生日の食事には淡い藤色の染抜き一つ紋色無地に西陣名物裂模様の名古屋帯を合わせ、花尽くしにしてみた。

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贈り物の花束と街角の春の花は私の生活に色を足し、幸せな気分にさせてくれている。色とりどりのブーケは私にフランスの画家アンリ・マティス(Henri Matisse 1869―1954)のこんな言葉を思い出させてもくれた。

Il y a des fleurs partout pour qui veut bien les voir

「見たいと願えば花はあたり一面にあるものだ」という意味である。
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コメント

お誕生日おめでとう☆

春をたくさん感じられた素敵なページで楽しみませていただきました。
お花って、ホントいいですね~。
私も以前、パリのクリスチャントルチュ(フラワーアーティスト)の花に魅せられフラワーベースを仕入れたり、彼のイベントに行ったりしたことを思い出しました。

お着物の藤色も素敵。
花でいっぱいのパリの街並みに綺麗に溶け込む色ですね。


素敵なきものすがた!

あかね様 東京のうやです。

いつもながら素敵な着物姿ですね~。

後姿の美しさ!

ご自分で着付けられてこの後ろ姿と言うのは感嘆に値します!

先日歌舞伎を見に行ったとき(福助の京鹿子娘道成寺など)久しぶりに着物を着ましたが、後で写真を見るとなんと野暮ったい着方!とがっかりしました。

ところで、マチスはわたしの大好きな画家です。この言葉はどんなときに彼が言った言葉でしょうか?オダリスク
ルーマニアのブラウス 切り絵そして彫刻も彼の作品はみんな好きです。

それから
「藤」連休に足利フラワーパークという藤が290本もあるところに行きました。1本1本の木も藤棚も良かったです。5時半ころ行って明るいときに見てまた暗くなってライトアップされてからと2度楽しみました。
ちょっと残念だったのが白藤の藤棚の回廊がまだ3部咲きくらいで幻想的な感じには少し早かったことです。
ここの園長さんはNHKテレビ5月25日の「プロフェッショナル」で「樹木医 塚本こなみ」として出演なさるそうで
是非見たいと思っています。

パリの藤もいいでしょうね。
こちらでは近くの小さな公園の藤がそ
ろそろ見ごろです。

お誕生日おめでとうございます♪

あかねさん、お誕生日おめでとうございます♪♪素晴らしい一年をお祈り申し上げます。

お誕生日のお食事、お着物でいらしたのですね~。お花の季節の素敵な着姿ですね!色無地のお色とお花いっぱいの帯のお色で、すごく華やかで優しいコーディネートですね。色無地は地紋がうろこちゃんでしょうか、モダンな感じがして素敵です!

そして、美しいお花のお写真、とても楽しませて頂きました。紫が好きな事もあり、特に藤は見ると無性に嬉しくなります。日本にあると和の花、パリにあればまたしっとりと欧州の街並にとけ込むお花ですね、本当に綺麗~。

私は実は住んでいた所は南だったのですが、今頃はコクリコだらけ、それからラベンダーの紫が始まって、お花だらけなのがとっても楽しかった思い出があります。フランスはお花が似合いますね♪♪

マチスの言葉、とてもいい言葉ですね!この言葉が言わんとするところは、この何年か心がけるようにしているかも!です(笑)。

お誕生日おめでとう

遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございました。私と同じ星座ですね。私も誕生日にお花を頂いて、しばらく家の中が華やかでした。
パリではもう藤の花が咲いているのですか? ロンドンではまだだろうと思うのですが、藤は住宅地では見かけないので、もしかしたらもうどこかで咲いているのかも。イギリスでは薔薇が咲くと夏を感じるのですが、それももうすぐでワクワクします。

今回のお着物、しっとりと上品でとても素敵です。

さくら子へ、
どうもありがとう!
パリは本当にお花が咲き乱れる季節です。

パリのフローリストに熱を上げていた時があったの?去年から生け花も再開してんけどフランス人のフローリストの人が結構習いに来たはんねん。フランス風も日本風もそれぞれにお花の生け方、いいもんね。

うやさま、
こんにちは!コメントありがとうございます。

着付け褒めていただいて嬉しいです。でもこの写真は着付けホヤホヤで撮ったもので、一歩外に出るとしっかり着崩れしてるんですよ。

マティス、やっぱり素敵ですよね。私も彼の切り絵には特に惹かれます。
この言葉はよく引用されているもので、前後はわからないまま、この部分だけ知ってるんですよ。でもどういうコンテックスで言われたものなのか、ちょっと調べてみますね。

藤が290本とは圧巻でしょうね。是非見てみたいです。私もNHKの番組、親に録画してもらおうかしら。まだ残っていますがパリでは藤は咲いてしばらくになるんですよ。少し開花の時期が違うのですね。

いしのすけさん、
どうもありがとうございます!
着物の地紋はそうです、うろこみたいな感じですね。こういう淡い色が着ていて一番ほっとします。

本当に、藤が和にも洋にも溶け込むというのはまったく同感です。私の中では菊や牡丹は東でバラやチューリップはやはり西という単純なイメージが出来上がっており、藤以外に和洋両方の要素を持ったお花ってなかなか思い浮かびませんね。うーん。あ、紫陽花なんかいかがでしょう。

いしのすけさんは南仏にお住みでらしたのですね。赤いカーペットのコクリコからラベンダー、夏のヒマワリ畑もいいですよね。あ、コクリコ(ひなげし)も和洋に溶け込むと思われません?

マティスの言葉、私はいい言葉だと感心ばかりしていないで、もっと心がけるようにしないといけないと思っているんです。

椿姫さま、
ありがとうございます。
椿姫さまのお誕生日も4月なんですよね。おめでとうございます!

そうですね、パリの藤は4月から咲いていました。
イギリスではバラは夏なんですか。イギリス、バラ、夏。。
今私の頭の中で、バラの咲き乱れたお庭で淡い色のスーツに帽子を被った紳士や白い洋服を着た婦人達が談笑しながらローズティーを飲んでいるでとてもベタな英国のイメージが浮かんでいます。(笑)芝生の上でクリケットなんかもしていたりして。e-420

あ、そういえば椿も和洋両方に溶け込むと思われませんか?
椿姫さんの椿尽くし、とても素敵でした。

和洋のお花

あじさいも椿もコクリコも、和洋両方にとけ込む系のお花ですね~!!とても面白いですね。花を通じて、美を東西両方の観点から自在に眺められる気がして、めまいがしそう(笑)!すずらんも和にも似合いそうですね♪♪

南仏のひまわりを忘れてました(笑)!圧巻の眺め!!マティスは南仏ゆかりの画家、私もマティスとても好きです♪♪

お誕生日おめでとうございます!!

遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます。
素敵な花束ですね。パリのお花のセンスはやはりいいなあ、と羨ましくなりました。お写真の美しい藤、壁を伝っているのでしょうか。藤色のお着物もはんなりすっきりとお着付けになって、なんと素晴らしいv-353鈴蘭も、小学生のとき木彫りのモチーフにしたこともあるくらい好きな花ですが、こちらでは全く見かけませんので、お写真拝見できてとても嬉しかったです!
素敵な一年になりますよう、お祈りしていますv-300

いしのすけさん、
ブルボン家の紋章のユリはフランス革命後、フランス国花としては用いられなくなり現在の国花は法律で定められたものはなく、アイリス、スズラン、マーガレットなどがあげられ、定着したものがあるわけではないと教わりました。でもアイリスと言えばアヤメや花菖蒲の類ですから私の中ではとても和的な花です。面白いですね。

harukoさん、
どうもありがとうございます!
パリはとにかくお花屋さんがとても多く、お花が身近にあるような気がします。今日も同僚の誕生日にアヤメと黄色いチューリップの花束をみんなで贈ったんですよ。藤は写真のように建物の壁にツタをはっているのをよく見かけます。
すずらん、LAでは見かけないんですか?気候なんでしょうか。すずらんの可憐さはやっぱり可愛いですよね。

花は良いですね。

あかねさん、私も4月生まれです。
お誕生日も近い(26なので)と知って何だかうれしいです。
お花は本当にいつみてもいいですね。
私もバラは大好きです。
藤の花も日本のように棚につりさがっているのとお写真のように壁をはっているのとでは趣がちがいますね。
でも、もちろん両方綺麗です。
お着物姿もしっとりしていてとてもお美しいですよ!

夢ごこちさん、
こんにちは!
おー、お誕生近いですね。
この前は夢ごこちさんのページを見ていて「お酒が飲めない」とあったので「あ、私と一緒だ」と思ってたんですよ。
本当に、日本ではおうちに藤がからまっているの、見たことないですね。種類が違うんでしょうか。
夢ごこちさんもお着物召されるんですよね。今度是非、和装姿を見せてください。

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