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オペラ 「ドン・ジョヴァンニ」 オペラ座 Opéra Garnier 

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モーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を観に行った、と書くと嘘になってしまうかもしれない。聞きに行ったとしておこう。

普通は舞台が見えにくい席は値段も格段に安く、チケットにvisibilité réduite (=視界に制限あり)と明記してある。私達の席はそのカテゴリーのものではなかった。Baignoire(=浴槽)と呼ばれる一階桟敷席はかつては家族ごとに占有していたというボックス席で入口にはコート掛け、鏡、ソファなどが置いてあるコーナーがある。でもステージ近くの真横に位置する上、2列目だったのもあり、舞台半分は死角になってしまう。どうしたものか。

ちょうど一年前、奮発して「オテロ」の最終日の眺めのいい席をとったことがあった。なのにその日がパリの交通機関ストライクと重なってしまい、大道具さんが来られないという。隅から隅まで見渡せるだだっ広いステージにはオペラ歌手達と2,3脚の椅子以外、見るに目ぼしいものは何もないという事もあった。

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昨夜のオペラでは声はすれども姿が見えずの状態が多く、少し乗り出す姿勢にも疲れた私の視線は自然に舞台から離れ、指揮者の腕の動き、シャガールの天井画、客席のバルコニーの装飾、そして観客の顔に泳いでいった。余談だが、見られていると意識していない何かに集中している人の表情というのはいいものだと思う。

普段はあまりにも役者さんの動きや字幕ばかりを追い、視覚に神経がいってしまっているのだろうか。今日はなんだか耳が研ぎ澄まされたようで初めて聴覚をメインに楽しんだオペラ鑑賞になった。

初めてといえばその日はもう1つ初めてがあった。丸帯を締めてみたのだ。表裏ともに柄が織り出してある為ずっしりとしていて結びにくい。お太鼓を作りながら、小さい頃に厚紙で折り紙をしようと試みたのを思い出した。

photos: Jacques Moatti et OT Paris/Claire Pignol
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コメント

お美しいマダム!

何と優雅でお美しい着物マダムでしょう!ヘヤーもいつもと違って結い上げてません?

紗綾形文様のサーモンピンクの色無地に丸帯@品よく豪華。いい無地にいい帯は最近の京女の傾向@in パリでもここに!!

こういうときに洋服ソワレでは、デザインと言い、スタイルの点でジャポネには、どうかとおもいますが、大和撫子はやっぱり、着物「白襟白足袋」であれば、臆することなく堂々といくことができますね。

パリっ子のこの日の装いは、いかがでしたか?アメリカ式にカジュアルになっているの?

akeさま、
ありがとうございます。髪型はご名答!同じウィッグなんですけど、つけ方を変えるようにしてます。
服装は全体にフォーマルとは言いがたいですね。ワンピースを着ておられるマダムに「あなたを見ると私がみすぼらしい格好してるみたいね」と話かけられましたが、あまりにもドレスアップしてしまうと浮いてしまうかもしれません。

オペラハウスはやはり華やかでなくちゃ

私はロンドンのロイヤルオペラハウスによく着物で行きますが、何度か「素敵な着物のおかげで今夜が特別な場所になったわ、ありがとう」と言われて、これが一番嬉しい褒め言葉です。他の方がドレスアップしているのを見るのも嬉しいですし。
やはりオペラハウスは華やかであるべき場所であり、その雰囲気を盛り上げる手助けになれるのは幸せです。
パリとロンドンで、お互い頑張りましょう。

あかねさんの優しい色合いのお着物大好きです。私もそういうのが着たいです。今日本に来ているのですが、そんな感じのを持って帰りたいですね。

晶子とシャネル

奇遇!
パリの晶子のことに少し触れていましたが、フランス文学者の山田登世子さんの新刊『晶子とシャネル』が出ました!
私の『女の言葉・・』でも山田さんはご登場@物書きとして交流している方です。
同世代で、硬派の論客でありながら、フェミニンで素敵な女性v-77。私ももうひとがんばりしなくちゃ!


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4326653132/qid=1139792453/sr=1-5/ref=sr_1_10_5/250-8806823-2518649

椿姫さま、
そんな褒め言葉を言われたら嬉しくなりますね。オペラ・ガルニエは普段着で行くのにはあまりにも美しすぎる場所だと私は思うのですが、変にオペラ慣れしてられる方が多いのかもしれません。特別にドレスアップしてられる方は本当に少ないです。

椿姫さん、日本どうぞ楽しんでらしてくださいね。

akeさま
本当に偶然ですね。昨日観た映画にもロダン美術館が出てきてakeさんの与謝野晶子のお話をちょうど思い出していたんですよ。

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