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オペラ「蝶々夫人 Madama Butterfly」 新オペラ座 Opéra Bastille 

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数年前、トスカーニャ地方のルッカを訪れたことがあった。オペラ作曲家ジャコモ・プッチーニ(1858~1924)の出生地である。旅行から帰ってみるとオペラ「蝶々夫人」のチケットが郵便受けに入っている。素敵な偶然に喜ぶのもつかの間、オペラ座の手違いだと判明した。

「先週偶然にもプッチーニの生家を訪れておりました。彼の名作、楽しんでいらしてください。」旅行帰りだったのも手伝ってか、今思うと親近感を込め過ぎの感もある手紙を同封しチケットを本当の持主に送ったのだが何の返事もなく、わずかに失望じみた想いを持ったのを覚えている。

この時の「蝶々夫人」は見逃したのだが、今シーズンは機会に恵まれた。裏葉色の訪問着は所々に刺繍を使い花模様をあしらった扇の古典柄。揚羽蝶(あげはちょう)の染抜き一つ紋がついている。少し光沢のある袋帯は薄緑と曙色のぼかし模様。

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初演は1904年のミラノ・スカラ座。上のポスターはその当時のものらしいが今回はまったくのモダンな演出であった。明治初期の長崎を舞台にしているが衣装は白か黒かのどちらかで、女性は振袖のように袖だけが長いドレスである。誇り高く、一途な日本のヒロイン、蝶々さんには着物を着ていて欲しかったと思うのは私の大和心のわがままだろう。

「さくらさくら」や「お江戸日本橋」、「君が代」などが日本の旋律として効果的に使われているが、やはり第2幕目の冒頭に3年間音沙汰の無い夫、ピンカートンを信じていると熱唱する蝶々さんには着物を着ていなくても涙を誘われる。 この曲に触れて心を動かされない人など、はたしているのだろうか。

(右上は新オペラ座の窓に映るバスチーユ広場の「7月の柱」。政治犯が収容されていたバスチーユ牢獄を民衆が襲撃した1789年7月14日、フランス革命記念日にちなんだ名称。)
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コメント

このオペラに着物で

これもまたなんて素敵なお召し物でしょう!
マダム・バタフライを着物で鑑賞できるなんて完璧です。しかも蝶々の紋が付いてるなんて洒落てますね。きっと回りの方たちもとても喜んだことでしょう。
私が去年ROHで観たときは着物では行きませんでしたが、何人か蝶々柄の洋服ややスカーフをなさっている西洋人のご婦人方が目を引きました。私も次に行くときは絶対着物で行きます!

蝶々夫人を歌ったソプラノは誰だったのでしょうか?

蝶々。

うーん、とっても素敵な着物!
オペラなんて素敵なものをまだ観に行ったことないー。
BlueMan以来、劇場(?)には行ってないかも(笑

それにしても、お手紙。返事来ないのはちょっと寂しいね・・・。
相手に求めてはダメと分かっていても、ついついね!自分が気持ちを込めた分余計に期待してしまう気持ち分かります。

Blogに京佳・青紗の写真アップしたよ。
お姉さん気取りのチビを見てやってね♪

連日のオペラね

あかねちゃん、よくオペラ行っているのね。
本当に羨ましいわ~。
私も演劇やSHOWは好きで、NYは出張のたびに行っていたけれど、最近は行けていないので寂しいわ~。
着物の着付美しい!!
やはり柔らか物の着物に気合が入るよね!!
前も背中もシワがなく綺麗☆
『蝶』つながりの帯のチョイスもGOOD!!

椿姫さん、
きもの、お褒めいただき嬉しいです。
蝶の紋は一緒に行った人も気づいてなかったようですのでまったくの自己満足の世界でした(笑)蝶々柄のスカーフや洋服の方がいらしたなんていいですね。

蝶々さんはLiping ZhangとHui Heという2人のソプラノが日によって交代で出でいるようです。私達が行った日はMs Zhangでした。お二人とも中国の方で日本人の役を中国人が演じるという点で椿姫さんがブログでも書いてらした映画「Memoires of a Geisha (邦題SAYURI)」を思い出しました。
カタログの名前から見る限りでは演出に関わっておられる日本人はSuzushi Hanayagiさんという振り付けの方だけのようです。

あやちゃん、
どうもありがとう。
NYのBLUE MAN GROUP懐かしいね。
オペラ観劇っていうと敷居が高いイメージがあるかもしれんけど、こっちでは比較的手軽に(お値段も)見れんねん。
この前いってたお食事には着物着ていった?ちびっ子2人の写真見せてもらうね。

izumixへ,
嬉しい!どうもありがとう!
今は子供もいいひんしパリは日本に比べてチケットとか安いし今のうち、ね。
NYのBLUE MAN GROUP、izumixとも一緒に行ったよね?
この日の着付けは自己最高記録で頭も入れて35分やってん!毎回こうやったら19時半開演にも楽勝やねんけど。今年の課題は「姿見なし20分着付け」かな(笑)

中国人

あかねさんがご覧になった蝶々さんはLiping Zhang、私も何度も観たことありますよ。色々な役で観ましたが、蝶々さんが一番合うと思います。東洋人だからということではなくて声だけの問題です。もう一人の歌手は聞いたことがないので、上手な方に当たった筈です。
映画やお芝居、ミュージカルとちがい、オペラに関してはルックスは無視しないと成り立ちません。特殊な能力を持った人が限られているからです。オペラには観る側に想像力が求められると思います。

お着替え、頭も入れて35分はなかなかですね。私もそれくらいの時間しかないので焦ります。もっとも私は頭は勤務時間中にやってしまうので、夕方から妙なヘアスタイルになってます(笑)。

椿姫様、
そうなんですか!Liping Zhangは東洋人役以外も演じてらっしゃるのですね。「特殊な能力を持った人が限られているからオペラに関してはルックスは無視しないと成り立経たない。」とはなるほど。アジア人が主役のオペラは「蝶々夫人」以外は「TURANDOT」しか思い浮かびません。。

私も一度朝から頭だけ和装で仕事にいったら一日中みんなに「それ、どうなってるの?」と寄って来られました。(笑)

SCALA座にて

あかねさん、行ってきました「蝶々夫人」!もちろんお着物で。
蝶々さんは、Fiorenza Cedolinsさん。鈴木は日本人の方でMihoko Fujimuraさん、とってもお上手でした。最終日だったので皆さん力が入ってるといった感じで見てる方も真剣にならずにはいられない舞台でした。
原作者アメリカの小説家ジョン・ルーサー・ロングの姉が、長く滞在した長崎で目にした実話に基づいてるとか。あぁ、なんて悲しいんでしょうか、、、。
森英恵さんの衣装もとっても素敵で第2幕の紫のお着物に青い帯がため息物でした。舞台も陰と光をうまく使っていてプログラムを見るとやはり日本人の方Ichiro Takada氏が担当していました。納得です!
お着物に蝶々物を何か一つ加えたいと思っていたのですが残念ながら日本にいる間に見つけられませんでした。
これからも、あかねさんをお手本にお着物外出を増やしたいものです!毎回楽しみにあかねさんのブログをチェックしています。これからも、たまに書き込みしますね。では、取り急ぎご報告までに、、、。

*渚のアドリーヌさま
こんにちは!
スカラ座での「蝶々夫人」のご報告、どうもありがとうございます。

衣装が森英恵さんなんて、ぴったりですね。どの程度まで着物の原型に忠実にデザインされていたのでしょう。。
渚のアドリーヌさんはどのようなお着物をお召しになっていらしたのですか?

スカラ座での「蝶々夫人」にお着物で行かれたなんて本当にうらやましいです。
私は明日の夜、ガルニエにバレイを見に行きますが、仕事の後なので洋服になりそうです。
又、観劇などお着物で行かれたら教えてくださいね。

蝶々夫人にお着物で

ブログに蝶々夫人に行った時の着物の写真お載せました。もしよろしかったら、覗いてみて下さい!
ガルニエのバレイはいかがでしたか?
今度は椿姫に行きたいな~と企んでいます。しかし着物は汚してしまったので、日本帰国の際に持ち帰らなくては、、、です。
帰ったら京都に旅行したいなと思っています。京都着物デビューで!

*渚のアドリーヌさま

ブログを最近開設されたのですね。
おめでとうございます。
さっそく遊びにいかしていただきました。
ミラノv-500でのお着物姿、楽しみにしています。

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