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AFRICAN WOMEN 

この数ヶ月、フランス国民の政治意識が一気に上がった大統領選挙。「フランス初女性大統領誕生ならず」のニュースを出張先の西アフリカで知った。

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アフリカでは現在も5人のうち2人は読み書きができず、その内の3分の2を女性が占めるという。それにもかかわらず多くのアフリカ諸国では欧米よりも女性議員の数が多いという一見矛盾した事実は、女性の教育が当たり前ではない国に生まれながら、高等教育を受けた女性の意識の高さを表しているのだろう。

途上国でいつも私が見惚れてしまうのが女性達である。何世紀にもわたり、その土地の気候、肌の色や生活様式に一番合うよう工夫されてきた衣服を今も当たり前に身にまとっている彼女達の姿は凛々しく、独特の美しさがあり、日本が失ったものの大きさを痛感する。

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「着だおれの地」と言われる西アフリカにあるセネガルとガンビアでは女性達は色彩鮮やかなプリント柄に身を包んでいた。両国とも大多数がイスラム教徒だが、体を覆い隠すチャドルを着用した女性はほんの数人目にしただけである。ほとんどの女性が艶のある黒い肩や胸元を原色のドレスから覗かせていた。西アフリカ・ワックス・プリントと呼ばれる布はロウケツ染めによる両面染めで、インドネシアのジャワ更紗の技術がルーツであるらしい。デザインは少しキッチュで遊び心があるものが多く、数ある布屋さんを飽きずに見て回った。

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色的にも模様的にも日本の意匠の感覚からは少々かけ離れたものである。でもどうしても帯にする布を持ち帰りたい。結局、目にしたものの中でおそらく一番地味であった紫と浅黄色をあしらった布を気に入って購入した。6メートルで175ダラシス(800円)也。

右上は和傘にしか見えないデザインに心を打たれ衝動買いしたものである。今は着こなせる自身はないが、白髪のおばあちゃんになってからこんな帯をしたら可愛いかもしれない。私がおばあちゃんになる頃にはアフリカの女性の識字率が改善されていることを願ってやまない。そして私がおばあちゃんになっても西アフリカの女性には凛々しくワックス・プリントを纏っていて欲しいと強く思う。
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