スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

初めてのポルターアーヴェン 

ポルターアーヴェン(Polterabend)という聞きなれないイベントに招待してもらった。ブライダル・シャワーをしたばかりのローラ からのお誘いである。どうもドイツ独特の結婚前のお祝いらしい。今一どのようなお祝いなのか理解しないまま車でパリを出発した。目指すはドイツのOtterbach、フランスとの国境に近い小さな街である。およそ450キロの道のりだ。

polter(2).jpgpolter(5).jpg

当初の計画としては、ゆっくりドライブを楽しみつつドイツに辿り着くはずだったのだが夕方から始まるパーティーに午後3時過ぎに出発したため大聖堂が美しいランス(Reims)やシャンパーニュ街道(La Route du Champagne)には結局わき目も降らずに4時間程で完走することとなった。

少し遅れて到着すると大の大人がみんなで食器や便器(!)を割ってはしゃいでいる。パリンパリンとやっている。この音でポルターガイスト(騒霊)を追い払うという結婚前の儀式であるらしい。片付けは新郎新婦が行うということ。日本の披露宴的に言う「初めての共同作業」なのだろう。従来は結婚後に住む家にお皿などをぶつけ、その家から厄病を追い払っていたらしい。

polter(1).jpg

もう割るお皿もなくなったころ、バーベキューが始まって夜のピクニックとなった。バンドの演奏に合わせて踊る2人は本当に可愛い恋人達である。どんなに見詰め合っても飽きなくて、どんなに近くにいても足りないようだ。私は2人に見惚れてしまう。

次の日はみんなで街を散歩して昔はカトリックとプロテスタント兼用であったという教会を見学した後、軽くお昼をしたら出発の時間に。パリでの夕食に間に合うよう来た道をただひたすら走り続け、あっけなく初めてのポルターアーヴェン週末は終了となった。

polter(4).jpg

最近どうもせわしない。着物を着る回数がめっきり減ったのがなによりの証拠である。この日の夕食で来た麻の葉模様の紗が今月唯一となりそうだ。来週からの出張で又しばらく着物に縁のない日が続く。その直後に行く京都では久しぶりに着物漬けになってみよう。
スポンサーサイト

8月のパリ、LES GRANDES VACANCES 

8月のパリはゴーストタウンと化する。Les Grandes Vacances(意:大きな休暇)といわれるとおりパリジェンヌ達は夏に1ヶ月程の休みを取り、太陽を求めパリ脱出をはかるのである。6月末や7月から休んだり9月になるまで待つ人もいるが、やはり8月中がピークのようだ。

Rouen(1).jpgRouen(2).jpg
Rouen, ルーアン

沢山のレストランやパン屋さんが閉まってしまうだけでなく、お医者さんや政治家までがパリを離れてしまう8月。7月31日生まれの友人がいるのだが、担当医が8月からヴァカンスだったので出産日を早くされたという冗談のような本当の話だ。

honfleur(1).jpghonfleur(2).jpg
Honfleur, オンフルール

私はと言えば今年はノルマンディーとブルターニュ地方へ数日間だけのPetites Vacancesであった。モネが描いた大聖堂が有名なルーアンや港町のオンフルール、要塞都市サン・マロなどを回りパリとはまったく違う建築物や風景、名産物を楽しんだ後、しぶしぶパリに帰ってきた。。。

stmalo(1).jpgstmalo(2).jpg
St.Malo, サン・マロ

。。はずであったのだが8月のパリも結構いいものだと最近思いつつある。通勤ラッシュもなく、路上駐車は無料、野外映画などのイベントが催され、時間がゆっくり流れている。観光名所にさえ紛れ込まなければこの美しい街を独占できる特権を与えられたようなものだ。

ジャック・タティ監督を特に気に入っていた頃に観た作品の一つにヴァカンスを扱ったコメディがあり人事のように笑ったのを思い出した。まだ自分がこの国でヴァカンスを過ごすようになるとは夢にも思っていなかった頃の事である。

Tati.jpg
「Les Vacances de M. Hulot」
(邦題:ぼくの伯父さんの休暇)
ジャック・タティ監督 1953年
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。